ドノン・エ・ルパージュ(Dosnon & Lepage)の原則とも言える哲学は、“調和”。それは、人間同士の調和にとどまらず、テロワール(土壌)の調和、ワインの調和、環境の調和も含みます。

シャンパーニュ地方のメゾンの中でも歴史の浅い蔵元ですが、こうした一連の“調和”が環境に与えるだろう影響に無関心ではいられません。つまり、私たちの活動が環境に与える影響を最小限に抑えるための努力をする必要がある、そう考えています。

ドノン・エ・ルパージュは、そのために、収益の1% を環境保護団体に寄付することを決定しました(「ワン・パーセント・フォー・ザ・プラネット協会」公式サイト:http://www.onepercentfortheplanet.org/)。この協会は、収益の一部を地球環境の改善のために役立ててほしいと願う世界中の企業を集めた非利益団体です。ここに集結した企業は、自社の活動が環境に対し大きな責任を持っていることだけでなく、自然環境に依存していることをしっかりと自覚し、世界中で実施されているさまざまな環境保護活動のために、収益の少なくとも1% を寄付しています。

ドノン・エ・ルパージュはまた、ケベック州(カナダ)に所在する「プープル・ルー協会」と、その活動のひとつである「ベイ=ジェームス・プロジェクト(projet Baie-James 2008-2011)」の協賛企業でもあります。

この協会は、自然環境に生きるオオカミの群れを3年の期間にわたって観察することにより、オオカミやその群れの生態、人間との共存に関する知識を深める活動に取り組む団体です。これら情報は学校を中心に一般公開され、オオカミと人間がいのちに関わるリスクを犯すことなく環境に適応し、共存する可能性を提案しています。

この素晴らしいプロジェクトの進展は、協会の公式サイトに公開されています : www.peupleloup.info